【プレスリリース研究成果】-バス通学による運動不足を徒歩区間の設置で解決する掛合小学校の好事例に学ぶ-
- shintai1
- 5 日前
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雲南市立掛合小学校は平成21年度より、スクールバスの降車位置を学校から500m離れたところに設定し、徒歩区間をあえてつくっています。これは学校の統廃合によってバス通学になった児童の歩行量の減少による体力低下や、覚醒度の低下を懸念して始まった取り組みです。近年あえて学校から離れた位置で乗り降りする取り組みは「リモートドロップオフ」と言われ、国内外で注目されています。
島根大学(地域包括ケア教育研究センター)、身体教育医学研究所うんなん、東京大学、山梨県立大学、千葉大学の共同研究チームは、掛合小学校の取り組みに再度着目し、取り組みの経緯などのインタビュー調査を行い、事例を論文にまとめました。また、徒歩区間設置の研究結果のまとめから漫画の制作を行いました。漫画には掛合小学校の取り組みが全国に先駆けて実施できたポイントやその経緯などが分かりやすく描かれているので、ぜひ島根大学地域包括ケア教育研究センターのホームページでご覧ください。
また、研究所うんなんが2012年に監修・発行した「子どもの身体活動ハンドブック 元気にからだを動かす子どもを育てよう!!教諭・保育士のための理論と実践」という資料でこの取り組みが紹介されていますので、ぜひチェックしてみて下さい。
ハンドブックの資料注文はこちらから。

「子どもの身体活動ハンドブック 元気にからだを動かす子どもを育てよう!!教諭・保育士のための理論と実践」より徒歩通学の促進ページ(徒歩区間が2012年のハンドブック内の情報では400mですが、現在は500mの徒歩区間を設置しています。)
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