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​評価活動​

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​評価活動とは

 地域の健康実態の把握や健康増進の取り組みに関する評価方法の設定や評価指導の実施並びに評価結果の活用を支援します。

​活動内容

 雲南市や関係機関が行なう健康づくり、介護予防等の取り組みの効果を検証するための分析・評価を実施し、その結果をもとに関係機関と新たな事業の計画・推進を目指します。また、各種実態の調査や評価を行い、施策展開の手がかりとなる情報の分析とフィードバックを実施して、各団体による取り組みのPDCAの推進を支援しています。

評価活動写真1

​活動実績

​評価プログラム

○わくわくうんなんピック

 現代の子どもは「遊ぶ場所、遊ぶ仲間、遊ぶ時間」の減少により体を動かす機会が減少しており、とりわけ中山間地域では深刻な問題になっています。このような地域の一つである雲南市では、平成25年に「雲南市幼児期運動プログラム」を策定し、幼児期からの運動遊び・身体活動促進に積極的に取り組んできました。こうした取り組みを評価する仕組みが「わくわくうんなんピック」であり、その結果を保育者や保護者に伝え、さらに子どもたちが楽しく体を動かす日々の保育につなげています。「わくわくうんなんピック」の特徴は、次の5点に集約されます。

 

①日々の運動遊び体験を通じて獲得される走・投・跳などの基本動作を評価します。すなわち、25M走・ボール投げ・立ち幅跳び・バランス歩行の4項目により、基礎的な運動能力を測定します。(※1)
②全力で楽しく測定に臨めるよう、測定と関連の深い動作を取り入れた運動遊びの特設コーナーにより準備性を高めるなど、子どもの意欲や興味、そして最大能力を引き出す工夫に力を入れています。(※2)。
③測定後は、楽しく元気よく取り組んだ証として、すべての参加者に関係者手作りの「金メダル」が渡されます。
④測定結果は、参加保育施設を通じて保護者に返却されることで(※3)、家族ぐるみで子どもの体の育みへの意識を高めることにつなげていきます。
⑤個々へのフィードバックだけでなく、地元大学等との連携により集団的かつ経年的な分析・考察を行い、客観的な実態把握を行うとともに精度の高いプログラムの効果検証につなげます。

わくわくうんなんピック写真1

 ※1

わくわくうんなんピック写真2

 ※2

わくわくうんなんピック写真3

 ※3

○健脚度測定

 年を重ねると、からだ全体の機能が衰え、老化が進んできます。転倒・介護・寝たきりを予防するためには、このことにいち早く気づき、衰えが進行する前にその対策を講じることが重要です。そこで「自分のからだを知ろう」、つまり老化の前兆である足腰の働きを自分自身で把握すること、そして、「できることから始めよう」、つまり暮らしの中で実践できる具体的な運動・生活習慣を身につけること、この2点を実践するために開発されたのが「健脚度測定」です。歩く、またぐ、昇って降りるという、日頃ごく普通に行っている移動動作を取り入れて、運動能力を評価します。また、結果に応じた個別の運動メニューがわかります。

健脚度測定写真
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