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【連載】市報うんなん2025年5月号「身体活動促進シンポジウム2025」

更新日:8月8日

身体活動促進シンポジウム2025


 3月4日、東京大学医学部鉄門記念講堂で開催された「多分野の協働で実現する身体活動促進シンポジウム2025」において、当研究所の北湯口純副所長が「島根県雲南市での身体活動促進の取り組み」と題した事例発表を行いました。

 世界規模で身体活動不足が加速するなか、その課題解決につながる科学的知見が求められています。今回、その先進事例の一つに雲南市の身体活動促進プロジェクトが選ばれ、平成

21年に開始した「腰痛・ひざ痛予防の運動キャンペーン」の成果について、特に地域協働や多分野連携がカギとなることを強調しつつ説明しました。


多分野での連携が成功のカギ


 当日は、対面とオンラインを組み合わせた開催方式で、自治体や企業、大学の研究者など多分野から計304人が参加しました。発表後の総合討論(写真)では、「効果的な身体活動

促進の取り組みでの地域協働と多分野連携の重要さがよく理解できた。自治体レベルでそれをどのように進めるとよいか」など、実際の展開を視野に入れた質問が飛び交い、このテーマへの関心の高さがうかがえました。

 雲南市はもとより、さまざまな地域の取り組みに研究所うんなんの研究成果は活用されています。これからも、質の高い研究成果を社会に発信できるよう、研究活動に取り組みます。


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発表後の総合討論の様子

(雲南市、神奈川県藤沢市の関係者)

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