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【連載】市報うんなん2025年4月号「「動きたくなる家と健康」セミナー」

「動きたくなる家と健康」セミナー


 2月17日(月)に、令和6年度住まいの省エネ・再エネ推進事業「動きたくなる家と健康」セミナーが島根県地球温暖化防止活動推進センター(公益財団法人しまね自然と環境財団)の主催(共催:雲南市、島根県建築士会雲南支部)により雲南市役所で開催されました。

 このセミナーは、脱炭素化に向けて省エネ住宅の普及を効果的に進めていくための体制・関係づくりを目的とした関係者向け研修であり、雲南市環境会議の住まい編としても位置付けられる多分野での連携企画となっています。当日は家づくりや住宅政策に関わる建築・行政関係者をはじめ、健康・介護・環境分野など多分野から約50人の参加者が集まりました。


健康になれる家づくりとは?


 最初に、慶應義塾大学スポーツ医学センター 小熊祐子教授より「動きたくなる家と健康」と題した講演が行われ、居住環境が人々の健康に及ぼすさまざまな影響について研究を基にした知見が紹介されました。続いて、島根県建築士会 坪倉菜水会長から「住み続けられるいえを提案する」と題し、建築士の観点から健康と安全に配慮した暮らしに関する事例紹介が行われました。最後に、参加者同士で「健康になれる家づくり」について意見交換するグループワークを行い、当研究所 北湯口純副所長がその進行役を務めました。

 参加者からは、「住まいと健康は互いに関連があることが分かった」、「異なる分野の人達と多様で充実したディスカッションができた」などの感想が寄せられ、有意義な研修・交流機会となっていたことがうかがえました。

 健康・安全な暮らしを守る住まいづくりには、類似分野だけでなく多分野にわたる連携・協力が欠かせません。引き続き多分野協働による健康づくりの取り組みを推進していきます。


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