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【連載】市報うんなん2025年3月号「データ活用に向けた取り組み」

データ活用に向けた取り組み


 研究所では、子どもの心身の健やかな発達支援に向けて、子どもの健康に関わるさまざまな調査結果のデータベース化を進めています。

 これまで雲南市教育委員会や島根大学と連携しながら、小・中学校の学力、体力、生徒実態調査等の調査情報のデータベース化を進めてきました。現在、それぞれのデータ同士をつなげて、調査目的が異なるデータ間の関係性(例:体力と学力の関係)を詳細に分析することで、課題解決に役立てることができないか模索しています。

 12月にはキャリア教育政策課、学校教育課、島根大学と共にデータの分析会を実施しました。この分析会では、睡眠や食事、運動などの生活習慣と学力との関係、自己肯定感や「ふるさと」への愛着など、雲南市がめざす子どもたちの姿をさまざまな視点から仮説に基づき分析を行いました。


教育現場への還元をめざして


 この取り組みはまだ始めたばかりの新しい試みです。今後も、教育現場での課題感を出発点に、客観的なデータを活用しながらその検証や分析を深めるとともに、得られた結果や要因などを教育現場へと還元することで、教育施策の充実とその支援につなげていきたいと考えています。

 今後も関係機関と連携を取りながら、子どもたちの健康づくり・課題解決に向けたデータ活用に取り組んでいきます。

データ活用に向けた取り組みのイメージ
データ活用に向けた取り組みのイメージ

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