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【連載】市報うんなん2023年3月号「歩数をスマートフォンで調査」

歩数をスマートフォンで調査


 昨年9月に、スマートフォン(以下、スマホ)を用いた「歩数に関する調査」を実施しました。この調査は、研究所が平成28年より定期的に実施している「運動と健康に関する追跡調査」の一環として行いました。これまで実施していた追跡調査は郵送した調査用紙に記入して返信する形式でしたが、今回は回答者自身のスマホからアンケートに回答する初めての形式で調査を実施しました(東京大学との共同研究事業)。


スマホ歩数調査ご協力の御礼


 今回、令和4年に実施した調査の回答者の中から無作為に選んだ2千人の方に調査の案内を送付し、どれくらいの方が「歩数計アプリを利用しているか」また「スマホでの調査に回答いただけるのか」を明らかにするために行いました。分析の都合上、特定の歩数計アプリの利用者に限定した調査としましたが、最終的に91人に回答いただきました。ご協力ありがとうございました。


身近な機器を活用して健康に


 この調査では、スマホに搭載されている歩数計機能を用いた調査を行いました。多くのスマホには加速度センサーと呼ばれる動きを感知するセンサーが内蔵されていて、普段の歩数やランニングなどの運動を記録することができます。近年ではスマートウォッチに代表される腕時計型の加速度センサーも普及していてスマホを携帯していなくても運動が記録できる

ようになりました。

 健康増進のための国の基本的方針である健康日本21(第三次・令和6年4月改正)によれば、1日の歩数の目標値は20歳から64歳までで8千歩、65歳以上で6千歩としています。

 普段どのくらい歩いているか、お持ちのスマホから確認してみてはいかがでしょうか。


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