8月1日(火)に出雲市高浜町にある高浜コミュニティセンターで、出雲市幼稚園教育研究会の健康領域部会の研修会が開かれ、研究所うんなんが講師として招かれました。
「元気に体を動かす子どもを育てよう!!」と題して行われたこの研修会は、なぜ幼児期に楽しくたくさん体を動かす経験が大切なのかを理解することを目的に、講話とグループワークを行いました。
講話では、幼児期は色々な運動や生活動作の基礎となる動きが身につく時期であるため、遊びを中心にたくさんからだを動かす経験をすると良いことや、健康に生活できるように、毎日楽しく60分以上からだを動かすと良いということについてお伝えしました。
グループワークでは、身近にある縄遊びを題材に、担当月齢ごとに4つのグループに分かれて意見交換をしてもらいました。「縄」を使った遊びには、「跳ぶ」だけでなく、「ふりまわす」「縄の上を歩く」「結ぶ」「ひっかける」「投げる」など多様な動きが経験できることや子どもの発達に適した縄を使った遊びのバリエーションなど、今後の保育に活かされるアイデアがたくさん出ていました。
参加者からは、「各年齢に応じた発達を理解し、その時期に応じた遊びや環境を構成していく大切さを改めて感じた」「一人一人が遊びの中で何を楽しんでいるのか捉え、その楽しさを受け止めていくことが子どものもっと体を動かしたい気持ちにつながると感じた」と感想を頂きました。
研究所は今後も、市内で培った知識や経験を活かして様々な場所へ出かけ、健康づくりのアイデアを蓄積し、市民の皆様に還元できるように発信してゆきたいと思います。
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