「学校保健統計調査」とは
研究所では、健康に関するさまざまな統計情報の「データベース化」に向けた取り組みを進めています。 その一つに「学校保健統計調査」があります。学校保健統計調査とは、学校における子どもたちの発育や健康等の状態を明らかにすることを目的として文部科学省が毎年全国で実施しているものです。
「学校保健統計」の見える化
市の学校保健統計情報についても教育委員会・学校関係者と連携しながら、研究所でデータベース化を進めています。また、このデータを「見える化」することで、雲南市の子どもたちの健康状態や傾向を確認することができます。 令和3年度は全国で裸眼視力1.0未満の子どもの割合が増加し過去最高を記録しました。雲南市でも全国と同様に増加傾向にあることが分かりました。またむし歯のある子どもたちの割合は年々減少していますが、全国と比較すると雲南市は高い傾向にあり、年齢別にみると9歳児が特に高いことが分かりました。昨年度2月には市内の学校の養護教諭の皆さんと、データから見た雲南市の子どもたちの視力・むし歯について情報を共有しました。 今後も関係機関と連携を取りながら、子どもたちの健康づくり・課題解決に生かしていけるようなデータ活用支援に取り組んでいき ます。
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