データベースの管理と活用
研究所では、調査研究で得られた健康に関するさまざまな統計情報のデータベース化を進めています。
データベースとは、大量のデータをコンピュータ上で活用しやすい形式で保存・管理するもので、さまざまな業務での負担軽減や効率化にも役立ちます。
具体的には、地域の健康課題の把握に必要なデータの検索や、対策に役立てるための分析に必要なデータの連結・編集作業などを容易に行うことができるようになります。
「見える化」して共有
研究所内のデータベースで管理されている統計情報には、島根県が各市町村に提供しているデータも含まれています。その一つに、「島根県健康指標データベースシステム」で管理されている統計情報があります。このシステムには、県・圏域・市町村別の健康に関わる重要情報が格納されており、市町村の依頼に応じて必要なデータが提供される仕組みとなっています。研究所うんなんでは、雲南市合併以降のデータ提供を受け、それらをデータベース化するとともに、これまでのデータの変化を一覧表やグラフに示して関係者に共有するなど、健康づくり政策につなげるためのデータ活用にも力を入れてきました。
保健師らによるデータ活用による検討会の様子
今後も市民の皆さんの健康づくりを支える手段の一つとしてデータベースのさらなる充実に取り組んでいきます。
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