コロナ禍で進んだ新たな取り組み
新型コロナウイルス感染予防のため、対面式の活動が制限される中、インターネットを中心とする情報通信技術(以下、ICT)を活用した非対面・非接触型の活動様式が急速に広まっています。研究所でも、チラシや冊子などの媒体を活用した情報発信に加え、インターネットによる動画配信やオンライン教室・相談など、ICTを活用した活動環境の整備に力を入れてきました。
これまで、幅広い分野との関係づくりの一環として市外からの講演や実習などの依頼にも現地対応をしてきましたが、近年は新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえICTを活用しながら取り組みを継続しました。
幅広い世代への健康づくり支援
今年2月には、出雲市立北陽小学校6年1組の「総合的な学習の時間」の授業をオンラインで行いました。この授業は、児童自ら課題を見つけ、地域の方や専門家など多様な立場の方と関わりながら課題解決していくことをねらいとしています。今回は児童が設定した「親世代の健康づくり」に関わる課題を解決するための手伝い役として、運動の専門家の立場で話題提供しました。
オンライン上で授業をしている様子
この他にも、大学の実習などをオンラインで実施しました。
現地の視察や交流が難しい状況が続いていますが、幅広い世代の健康づくりとその学習機会を支援していけるよう、ICTなどさまざまな方法を駆使しながら、活動を進めていきたいと思います。
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